本日の酒蔵店長

大和川酒造 佐藤雅一さん

福島県喜多方で、江戸時代中期の1790年(寛政2年)に創業した大和川酒造店。10代目当主の佐藤雅一さんは、2022年7月に社長に就任したばかりです。

モットーは、「地の水、地の米、地の技術」。飯豊山(いいでさん)の伏流水を仕込み水に、伝統の技術、変わらぬ杜氏の心意気で酒を醸しています。2007年に農業法人「大和川ファーム」を立ち上げ、酒米「夢の香」「山田錦」などの栽培、収穫、乾燥、精米まで一貫して行い、「田んぼからの酒造り」にも力を入れています。

◆大和川酒造店についてもっと知りたい!というあなたはこちらもチェック!

Event Report!

左から順に「純米カスモチ原酒 弥右衛門酒」「純米辛口 弥右衛門」「純米大吟醸 弥右衛門」

おすすめの日本酒教えて!

大和川酒造の代表銘柄「弥右衛門」から、バラエティ豊かな3種類をご紹介!

純米カスモチ原酒 弥右衛門酒

「日本でも珍しいぐらいの超甘口のお酒」と佐藤さんが紹介するお酒。他のお酒のほぼ倍量の「カス」(もろみ)、「モチ」(もち米)を使い、甘みとコクを引き出しています。メロンを思わせる芳醇な香りも魅力。明治20年代から醸す伝統の味です。

純米辛口 弥右衛門

大和川酒造の一番人気のお酒。「大和川ファーム」で栽培した福島ブランドの酒米「夢の香」を使い、精米歩合は60%。冷酒でも楽しめますが、とくにお燗がおすすめで、「全国燗酒コンテスト2022」の「お値打ち燗酒 ぬる燗部門」で最高金賞を受賞しています。「今日のように寒い日は、ぜひお燗で!」。カクウチベースでも多くのお客様が、佐藤さんが絶妙の温度にお燗した「純米辛口弥右衛門」の旨味を楽しんでいました。

純米大吟醸 弥右衛門

華やかな香りが広がる一方、爽快なキレがあり、米の旨味もしっかりと感じられる銘柄。こちらも蔵人が減農薬無化学肥料で育てた福島県の酒米「夢の香」を使用。45%以下まで磨き上げて醸造しています。

お酒造りのこと教えて!

温度にこだわったお燗も提供

12月並みに冷え込んだこの日も、「寒さに負けずにやっています!」と佐藤さん。

福島県にある大和川酒造。2011年以降は、福島県の各自治体と組んで各地の米で酒を醸すなど、福島第一原発事故の風評被害対策にもあたりました

自然との調和の中、230年あまり喜多方の地で酒造りを続けてきた大和川酒造の10代目として、佐藤さんは現在、再生可能エネルギーを使った酒造りに力を入れています。また、自社ファームでは酒造りから出た米ぬか、酒かすを肥料に使い、循環型の農業を目指しています。

「福島県は、全国新酒鑑評会9回連続金賞受賞数日本一なんです。若い方にも、この機会に大和川酒造をはじめ、福島のお酒を飲んでいただけたら!」

冷え込む日々が続くなか、ぜひ大和川酒造のお酒と佐藤さんの温かな笑顔に会いに、カクウチベースへ足をお運びください!

「大和川酒造店」の日本酒をご自宅でも楽しもう!

「農!と言える酒蔵の会」の22蔵の日本酒が組み合わせで購入できる特設オンラインショップがオープン。酒井酒造のお酒がオンラインで購入できる貴重な機会です。イベント開催中の期間限定だからお見逃しなく!

合資会社大和川酒造店(福島県)| 「農!と言える酒蔵の会」 (shop-nou.com)

次回の酒蔵店長

次回の酒蔵店長は稲田本店。事前に酒蔵インタビューを読んでおくと「Bar農!」をさらに楽しめますよ。1027日()・1028日(150022002130LO)。蔵元さんにぜひ会いに来てくださいね!